2020

この年、この世界で、

高校ダンス部の大会は工夫を凝らし、さまざまな形態で開催されるということになりました。関係者の皆様のご努力ご尽力に感謝いたします。

そんな中、一条高校も出来うる限りの力を尽くし、大会に参加しそして踊り切ることができました。

顧問から観て、3年生、2年生ともメチャクチャかっこいい作品でありましたが、大会での結果にはどうにも結びつくことは困難であった、ということになる。

しかしそれがダンスの大会であり、前を向いて強く高く踊り続けるよりほか道はありません。

それが一条高校ダンス部です。

曲、衣装、ダンス、すべてにおいてセンスがいい、という評価があったし、

この時この音で部員が何をすべきかひとりひとり全員が理解し、共有し、それぞれが個別に表現できている唯一のダンス部であるという評価がありました。

俺たちのやりたいことが誰かには確かに伝わっているのだ、とそう確信できることは大いなる励みとなります。

そして作品を通して生徒たちが格段に成長を遂げることができました。何よりの財産であり、この日々の確かな証明でもある。

彼ら自身もそのことをダンスの中ではっきりと感じており、踊りきった時の自らの成長の感覚をつかみ取っていることが、まことによいなと思う次第です。

ダンスを通してチームも大きく成長することができましたが、まあそれでもちょっとした通過点に過ぎません。

この経験をひとつのステップにしてさらなる高みを目指していかねばならんわけであります。

一条高校ダンス部、すでに新たな作品に着手しております。

これが身震いするほどかっこいい作品になることは間違いない。

引き続き、高校ダンス部の頂点を目指して踊り続けよう🎸